〜今の時代だからこそ〜
いけばなの世界へ …はじめに
忙しい世の中だからこそ時間を忘れ、花や木・自然と向き合ってこころをゆったり落ち着かせてみませんか。
時間の流れを目や肌で感じ、こころを安める。今の日本に、とても大切なことではないでしょうか。
国際的に注目される、日本文化の一つであるいけばなを日本のこころ・財産として後世に伝承していかなければなりません。
〜いけばなの歴史〜
☆華道は、室町時代中期、京都六角堂の僧侶により確立されたといわれます。家元、宗家らによって江戸時代中期にかけて立花・立華(りっか)と 呼ばれる型が大成され、江戸中期から後期頃にかけて上流階級・武家 階級から庶民のたしなみへと変化しました。
☆そしていけばなは、生家(せいか・しょうか)を中心に広がっていき、未生流系・古流系・遠州流系、専慶流などの流派に技巧の達人・名手が多く出現しました。この出現が多くの流派にわかれていくきっかけとなりました
☆その後、花姿は時代の流れに即し、もり花・なげいえれなど、さまざまな 型があみだされました。
☆先人たちの、たえまない研究と長い歴史の上に今日のいけばながあり ます。
〜日本のこころ大切に〜
ゆめ花園のいけばな
〜いけばなのすばらしさ〜
☆いけばな=華道(花道)は、花・草・木・葉などの植物素材やその他の異素材、そしてさまざまな花器との組み合わせにより作品を構成します。
☆鑑賞などの芸術性とともに、洗練されたしぐさ・たちふるまいの他、わび・さび・季節感などこころの繊細さ・豊かさをそなえる日本発祥の芸術です。
☆またヨーロッパをはじめ、国際的にもいけばなは広がっています。